安土桃山時代の茶人・千利休「利休百首」の最後の百首目として詠んだ一句です。
「規矩(きく)作法 守りつくして破るとも 離るるとても 本(もと)を忘るな」
「守る」「破る」「離れる」の3文字を取って「守破離(しゅはり)」の戒めと言われています。
「守」
その世界での規則や作法、師の教えを、ひたすら正確・忠実に守って習得する。
・上司・先輩を真似る
・仕事の基本・基礎を守る
・学んだことを実践する
「破」
鍛錬と経験を積み重ねたら、それまで身に付けたものを洗練させ、自分なりの個性を作り出すことに挑戦する。
・独自に工夫する
・仕事の基礎を少しずつ破る
・試行錯誤をしながら自分流のスタイルに挑戦
「離」
これまでの経験や知識に捉われず、独自の境地を切り拓いてゆく。
・基本を踏まえたオリジナルに進化する
・仕事の基礎を変革して離れる
・上司の元を学んだことより進化する
ベテランで実績があがらないって悩んでるあなたへ
変なプライドを捨てて「守」を実践すべき。
まずは、成功している人をまねる。
実績の上がっている新人と、経験が豊富で実績のあがってないあなたの違いは何ですか?
実績のあがっている新人は、基本及び基礎もまだまだ自分のものになっていません。
一生懸命に先輩からの助言や成功トークを学んでいます。
そこに共感、感動した顧客が新人から商品を購入していきます。
年下の助言や提案でいいものがあればそれを素直にまねて使ってみてください。
そこで成功すれば次のステップである「破」にいけばいいのです。
ベテランのあなたは自分は「破」の段階だと思っているかもしれませんが、全く違います。
まずは、自分はベテランだというプライドをいかに捨てることができるかが成功の近道です。守破離。プライドを捨てて「守」を実践してください。
あなたならきっとできます。
自信を取り戻した、あなたの笑顔を待っています。
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