この1週間で感動した内容を紹介
目次
熊本の新本さん
8月14日 19:30からのNHKにっぽん紀行 熊本を見ました。
制作スタッフの方のうまさもありますが、人と人の繋がりに感動しました。
パウンドケーキを自転車で販売する熊本の名人おじいさん(62歳)。
汗びっしょりで自転車のペダルをこいで一日50本のケーキを売る。
店の名前は「トタン屋根のケーキ屋ア・ラモート」
コスパを考えたら、こんな苦労をしないいでも十分に販売できるのに。
でも新本さんの考えは違った。
今のお店の改修工事で以前お世話になった工務店の社長と誓ったことば
儲けが出てフェラーリーやランボルギーニ乗ってもいいが初心は忘れるな!
100㎞離れていても、お客さんが待っていれば自転車でそこに行く。
1年ぶりに会った85歳のおばあちゃんが、新本さんが来てくれて元気もらった。ますます長生きしたい。
新本さんも元気をあげて、元気をもらった。
新本さんは大阪で生まれて、子供の頃は児童相談所で生活したそうです。
クリスマスの日に初めて食べたパウンドケーキ。
この味が大変おいしかった。だからみんなに広めたい。
とのことで修行して日本を転々として熊本で店をもった。
熊本では結構有名みたいです。街のインタビュー放映もありました。
熊本の人は滅多に会う事がないけど、偶然会った時はパウンドケーキを買って「今日はいいことがある」って喜んでいます。
人としての行動
アメリカ エレバンスバークという小都市での女子ソフトボールの試合
最上級生にとっての最後の試合。
この試合に勝てば初のプレーオフ進出が出来る。
ジュニアオールスターチームのメンバーであるマロニー・ホルツマンとリズ・ラレス。
試合は0対0のまま動かず。
ツーアウトでランナーが二人出塁して西オレゴンのチームで最も小柄なサラが打席にたった。身長175センチ、体重45キロそこそこの打者だ。
彼女にとって大学生活最後の試合で有終の美を飾りたかった。
それは相手チームの一塁手ホルツマンにとっても同じだった。
サラのこのシーズンの成績は34打数3安打。長打は1本もなかった。
ホームランは大学時代を通じてもゼロ。
ところがワンストライク・ノーボールのカウントからの直球は、サラのバットに打ち返されるとミサイルのようにセンターフェンス越え。
最初の選手が本塁生還。次の選手も3塁を回った。
サラはどこに?
監督がダイヤモンドを見渡すとサラは一塁横に倒れていた。
ベースを踏みそこなっらサラは一塁に引き返そうとした拍子に膝をひねり、前靭帯を損傷。
監督やトレーナーが駆け寄ったが、ルールによりランナーを助けたら、ランナーはアウトになる。ホームランも無効だ。
監督は審判に代走を出したらどうなる?って尋ねた。
審判たちは協議して、自力で一塁ベースに戻ったら、代わりの選手と交代させて記録はシングルヒットとなる。ホームランは無効となる。
サラの輝かしい思い出を取り上げることになる。
その時、一塁を守っていた相手チームのホルツマンが声をかけた。
もし私たちが、彼女を支えて塁を回り、彼女がすべてのベースにタッチしたらどうなります?
審判団はルールブックをめくって調べたが、相手チームの野手が走者を助けてはいけないとはどこにも書いていなかった。
ショートからリズ・ラレスが駆け寄ってきた。
二人はプレーオフ進出のチャンスを失ってしまうのは痛い程わかっていたが、歴史上最も異例のホームランを達成させるべく行動を開始した。
二人はサラを抱えてベース一周。サラの足がホームベースをタッチした。
その裏ワイルドキャッツは2点を返したが、及ばなかった。
サラのホームランが決定的となった。
敵味方関係なく人としての行動に感激しました。
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