マイホームを検討する時にいろいろと情報を収集しますよね。
自分の担当営業はどのように決まるのか、どういった仕事をしているのかを業界裏情報としてご紹介します。
目次
担当営業(窓口)の決まり方
住宅展示場でアンケートを書いた時点で、担当営業マンが決まってしまいその後の家づくりを一緒に行うことになります。
またネットや雑誌経由で資料請求等をした場合は、あなたの住んでいるエリアの営業所に配布されて、そこの営業所長の判断にて担当営業が割り振られます。
担当営業(窓口)の仕事
マイホーム計画には多岐にわたり営業マンの知識や経験が必要となります。
全部この知識を営業マンが持ち合わせはしていません。
浅くて広い知識のみです。専門部門がありますので安心してください。
顧客要望を担当営業が聞いて、それぞれの専門部署へ投げかけて専門部署からのフィードバックにて顧客であるあなたに回答や提案をします。
間取りや建築法規に関すること:設計部門
住宅ローンや税金に関すること:融資資金部門
土地探しや学区に関すること:不動産部門
その他に関すること:営業部門の上司
とか専門部門はいろいろとあります。
営業マンとは、コーディネーターです。
コーディネーターとはブリタニカ国際大百科事典ではこのように定義しています。
新製品開発などの一つのまとまりをもった仕事,あるいはプロジェクト (企画) が,いくつかの部門にまたがって同時並行的に進められている場合,この分割された作業の進行状況を全体として管理,統制する機構およびその人。コーディネーターは作業の実施それ自体を管理,監督するライン管理者ではなく,作業の進行状況に関する情報収集センターであり,諸部門のための連絡係をつとめるスタッフである。
営業マンは家づくりをするそれぞれの部門に、お客様の意見が伝わるようにしなければなりません。
伝書鳩ではなくお客様の意見を理解し、それをそれぞれの部門にわかりやすく伝えるか。
初回のヒアリング能力が要求されています。
ミーティング
ドクターXのカンファレンスの縮小版みたいなものです。
顧客要求を100%解決して満足いただけるように月に1回あるいは会社によっては週に1回実施します。
顧客検討会とか邸別打合せ会議とは呼び名は会社によって異なります。
営業マンがヒアリング実施して得た顧客要求をチームあるいは営業所全員で情報共有してアイデアを発見する会議です。
ここで誤った情報であれば、進む先が違ったものとなりますので注意が必要です。
正確な顧客要求かどうかのチェックも必要です。
ベテラン営業マンが「ここは違うよ」。もう一度お客さんに会って○○の内容を確認してとか指示します。
まとめ
いい営業マンとの出会いが結果のよしあしを決めます。
けっして新人の営業はダメといっているわけではありません。
解らないところは他の部門や営業上司がきちんとフォローしてくれます。
新人でもお客様の立場にたって満足のいく家づくりをお手伝いしたいと心から思っている営業にはお客様も熱意や誠意が伝わっていい関係になれます。
どうしても合わないと思った場合は早めに営業上司に相談すれば担当替えもできます。
昔の上司から教わった言葉。営業マンの仕事とは気転とランクアップ。
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