AIDAからAISCEASへ




広告活動及びプレゼンテーションで役に立つ法則を紹介します。

 

AIDA(アイーダ)の法則
AIDMA(アイドマ)の法則
AISAS(アイサス)の法則
AISCEAS(アイシーズ)の法則

4つに共通しているのは、最初のAと二番目のI。

すべての法則に、Attention(注意)とInterest(関心)が、組み込まれています。

目次

AIDA(アイーダ)の法則

1898年アメリカの広告と販売のパイオニアである、セント・エルモ・ルイス氏が明確化した消費者行動のプロセスです。

いろいろな法則が出てきてますが、これが基本となって現在にきています。

セールスライティングでは今もこの考え方です。

 

A:Attention(注意)消費者が注目して認知する。

I:Interest(関心)消費者が興味、関心を持つ。

D:Desire(欲求)消費者が欲しいと思う。

A:Action(行動)消費者が購入をする。

 

AIDMA(アイドマ)の法則

1924年にサミュエル・ローランド・ホール氏が発表した概念です。

 

A:Attention(注意)消費者が注目して認知する。

I:Interest(関心)消費者が興味、関心を持つ。

D:Desire(欲求)消費者が欲しいと思う。

M: Memory(記憶)消費者に強い記憶として残る。

A:Action(行動)消費者が購入をする。

 

Memory(記憶)が追加。欲求が強ければ強い程に記憶(Memory)される。

商品やサービスを購入により、欲しいと思った記憶を呼び起こし何かが変わるという確信を得た後に購買(行動)に移すということを提唱。

AISAS(アイサス)の法則

インターネットが普及した現在に応用させたものになり、1995年に電通によって提唱された消費者の購買行動プロセスです。

インターネットが登場するまでは、消費者が商品を知るきっかけは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といったマスメディアを使った広告でした。

売り手が発信する広告だけが商品を知るきっかけでした。

1995年にインターネット上で情報を検索できるようになったことで、消費者は自分から情報を探せるようになりました。

商品を購入する前に、インターネットで商品を調べるというプロセスが新たに加わったのです。

 

A:Attention(注意)消費者が注目して認知する。

I:Interest(関心)消費者が興味、関心を持つ。

S: Search(検索)消費者が検索して商品に対して調べる。

A:Action(行動)消費者が購入をする。

S: Shere(共有)消費者が商品の評価を情報共有する。

 

Search(検索)と Shere(共有)が追加になっています。

Googleなどの検索エンジンやFacebookなどのソーシャルメディアをほとんどの人が利用して、生活の一部になっています。

人々の購買プロセスにも、上記のような影響を及ぼしました。

どんな情報でも、検索エンジンによって一瞬で取得可能になり、消費者が発信するクチコミ情報が、他の消費者の購買活動に大きな影響を与えるようになったのです。

AISCEAS(アイシーズ)の法則

2005年アンヴィコミュニケーションズの望野和美氏が提唱した概念です。2005年5月1日の「宣伝会議」で発表されました。

A:Attention(注意)消費者が注目して認知する。

I:Interest(関心)消費者が興味、関心を持つ。

S: Search(検索)消費者が検索して商品に対して調べる。

C: Comparison(比較):消費者がいくつか検索して比較する

E: Examination(検討):消費者が比較した商品について検討する

A:Action(行動)消費者が購入をする。

S: Shere(共有)消費者が商品の評価を情報共有する。

 

基本的な流れは、AISASと同じです。

パソコンや車など、購入を決定する前に慎重に検討するような高額商品や、検討する商品・サービスについての知識がない場合の消費者行動モデルとしています。

まとめ

時代の流れとともにいろいろな法則が提案されていますね。

私個人としては、最初のAIDAを大切にしたい。

だってD:Desire(欲求)は捨てるとこのできない要素。

4文字で覚えやすいし、簡単でシンプル

 

 




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ABOUTこの記事をかいた人

過去に住宅営業を経験して、数々の新築住宅のお手伝いを経験している管理者のceraです。   30~40歳代の住宅購入検討の皆さま及び現場で頑張っている営業マンの皆さまに役立つサイトを目指しています。