実家に久しぶりに帰った。
ばあちゃんが来年のカレンダーを注文してくれとの依頼。
どのカレンダーかと聞いたら「星野富弘さん」のカレンダー
星野富弘さんって誰~?
ばあちゃんに尋ねたところ、20年前に群馬に旅行で行った時にこの詩集に出会ったそうだ。
その後、20年間にわたって購入して部屋に飾っている。
命の尊さを手が動かないので口で筆をもって書いた詩集。
これに感動したみたい。
感動で人を動かすってすごいですね。
しかもそれが20年以上も続いている。
早速ネットで調べて見た。
星野富弘さんは、昭和21年群馬県に生まれ群馬大学教育学部を卒業し、高崎の中学校に体育教師として赴任した。24歳の時(1970年) 体操の模範演技の時、首から落ちて首の骨が折れてしまった。
9年間の病院生活をし、不治のまま退院した。彼は首から下の自由を失い、手足は二度と動く事はなかった。
手も足も全く動かない絶望の淵から、僅かに動く口で筆をくわえ.. 詩や絵を描き始め、今では多くの詩画を 通して.. 命の尊さや優しさを表現し私達に感動を与えてくれています。
なぜ花の絵が多いかと言えば、ベッドの上で身体を横にして描いていましたから、顔の前十センチのところにスケッチブックを壁のように立てなければならず そうすると首からしたが動かないために どうしても見える範囲も限られ小さな花、お見舞いにもらった花 一輪しか描けなかったのだそうです。
いろいろな詩があります。
ひとつひとつ読んでも感動します。
星野さんの詩が毎月のカレンダーで書かれて私たちに毎日伝えています。
コメントを残す